ブレグジットはグローバル化への第一歩 | 20:21 |
日本人に優しくなった英国への入国
5月20日から英国の入国システムが変わった。自動認証システムが導入されて、入国カードが不要となった。入国審査官による煩わしい受け答えも要らなくなった。最高に嬉しいのは、The Others の長蛇の列に並ぶ必要がなくなったことだ。英国およびEUのパスポートを持っている人々と、それ以外(The Others) のゲートは異なるものの、システム変更に伴ってThe Others の流れがすこぶるシンプルになったのだ。ひどい時には1時間近く要した審査手続きが、なんと1分で再入国できたのは驚異的なことである。
ブレグジット後の英国が進む道
EUから離脱すれば、これまで東欧諸国の人々にプッシュアウトされてきたアジア人やアフリカ人の英国内での雇用やイミグレーション政策が見直されるだろう。ブレグジットは英国のナショナリズム化として捉われがちだが、プラス面にも目を向ける必要がある。英国のEU離脱の核心は、EUの仲良しクラブから離れて、EU以外の国々とも差別なく取引が可能となることだとぼくは思っている。それこそ英国が長い歴史のなかで培ってきた強みであるグローバル主義に回帰することだ。アメリカ第一主義という排他主義とはそもそも考え方も進もうとしている方向性も違う。
英国訪問中のトランプさんが昨晩「私は英国のEU離脱を応援する」と発言したようだ。この人がそうことを言うと、英国もアメリカと同じ穴のムジナみたいに見られてしまいそうで怖い。
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